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器と芸術を一緒に楽しむ暮らし
現代人は何かと忙しい。日々の暮らし、家庭(家事仕事も含む!)に趣味に仕事に。
欧米諸国と比較をしても、日本人が平均的に日々働きすぎていることは多くの統計にもはっきりと表れていますし、多くの日本人も働き過ぎに対しての自覚は少なからず持っているのではないでしょうか。
価値観は人それぞれですけれど、私は家庭に趣味に仕事を自分なりにできるだけ多くを融合させていくことで、もっと自分の時間や心にゆとりを作っていきたいと考えるようになりました。
仕事の時間であり趣味の時間でもある。趣味の時間であり仕事の時間でもある。
趣味の時間であり家庭の時間でもある。家庭の時間であり趣味の時間でもある。
家庭の時間であり仕事の時間でもある。仕事の時間であり家庭の時間でもある。(これが難しそうですが、在宅ワークの潮流がきっとここに繋がるのだと思います。)
私がこんな理想形を描き始めたのは、陶芸家の河井寛次郎の生き方そのものであった「仕事が生活で、生活が仕事」という言葉から得た学びがきっかけでした。
そしてミヒャエル・エンデの名作「モモ」が教えてくれた時間に対する意識ですね。
いきなり全部は難しいので、個人的にこの数年は、小さな一歩として大好きな作家の器を生活に取り入れることで家庭と趣味の融合を目指しながら、日々を楽しんでいます。
陶芸家たちはそうやって美しい器を使う人の日々の暮らしと豊かな時間を融合させてくれる、食卓と芸術を融合させてくれる偉大な存在なのだと実感する日々です。
本トピックでは時代の淘汰に耐えてきた美しい器に関連する10冊。北欧、フランス、アメリカのミッドセンチュリーの作家から現代の気鋭作家の作品集に加え、写真家メイプルソープが愛した花器を用いた写真集、モランディのアトリエに配置されたセラミックなど、様々な角度から美しい器を体感頂ける貴重な本でラインナップさせて頂きました。
また随時新しいタイトルも追加していきますので、美しい器を学びたい方は是非お手にとってみてください。
個人的な、無意味なテキストを書き過ぎました。。すみません。。笑
21.04.13 志摩