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フレンチミッドセンチュリーの世界
今年のステイホーム期では長時間の自宅生活を送る中で、もっと家具に拘りたくなったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
在宅ワークが増えた方も、生活以外の時間である「仕事をする空間と時間」をより心地良いものにしたいと思うと、家具に目が向いてくるのは必然です。
私は今年、自宅のダイニングテーブルの買い替えの検討にだいぶ頭を悩ませました。。
日本やアメリカや中国や北欧などヨーロッパ各国にも素晴らしいプロダクトがありますが、フランスのミッドセンチュリーに生まれた家具や照明もやはり避けて通れない「山」です。
「古き良き黄金時代」と呼ばれた1920年代のパリにはヨーロッパ中から最高峰の芸術家たちが集い、コミュニティを築き、様々な業界人が互いに影響を受け合ってフランスの芸術と文化は世界に向けて発進され、進化を続けていました。
そんな時代に植えられた種は家具や建築業界で言うところのミッドセンチュリーである1940~1960年代に花を咲かせます。
色んな家具や建築に触れて、美しいものを追っかけていると、どうしても横目にチラついてくるのはコルビジェやペリアンの世界的な評価、プロダクトの市場評価の高さですが、このトピックでは彼ら以外の様々な芸術家の作品集やインテリア写真集にスポットを当てています。
現代で評価が進むフランスミッドセンチュリーの芸術家の魔法に触れてみてください。
この「山」の中毒性には予め注意しましょう。
2020.11.18 志摩