Jean Royére : Pierre-Emmanuel Martin-Vivier(洋書/フランス語)
発刊:2002年
仕様:ハードカバー
内容:フランスで活躍したインテリアデザイナー兼家具デザイナーJean Royére (ジャン・ロワイエ : 1902-1981) の作品集です。
1920−1930年代から潮流を得た厳格な機能主義の制約から、ロワイエは早くも1930年代にはこの潮流からの開放を目指した前衛的なデザインを提唱、実現していました。
1939年に開催されたサロン・デ・デコラトゥールで彼は新しい装飾に対する見解を自宅の内装で提示し、独自の評価を獲得します。
ロワイエは当時のフランスの潮流としては珍しく、アルヴァ・アアルトやジオ・ポンティなどフィンランド人やイタリア人たちが表現する有機的な芸術表現から影響を受け、ロワイエの非常に個人的で独特の新しい表現スタイルを築いていきました。
モダニズムがまだ未熟だった年代から既に「ポストモダニズムの芽」も根付き始めていたのかもしれない、そんな衝撃を与えてくれる素晴らしい作品の数々をお楽しみください。
全318ページ/ボリューム特大
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