POWERS OF TEN 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅(和書/日本語)
発刊:1983年
仕様:ハードカバー
内容:アメリカはマサチューセッツ工科大学(MIT)で物理と天文学を教えるエルフィリップ・モリソン氏、学校や美術館で子供たちや教師に向けて科学と芸術を教えるフィリス・モリソン氏、そしてチャールズ&レイ・イームズ事務所の共著となる1冊。
学校や美術館で,子供たちに向けて物理学や天文学や芸術の世界に触れて欲しいと思う時、優れた教師、建築家、デザイナーはどのようなワークショップを開くでしょうか。
本書では科学と芸術について美しい絵と写真にフォーカスしながら、これらを超拡大し、10の25乗メートル(約10億光年)から10分の1ずつスケールを変えて、その変化を観察しながら今まで見たこともないようなミクロの世界を自然界から見出していきます。
世界は極大の宇宙から極小の素粒子の世界まで。
1辺が10の25乗メートルの世界では,銀河系でさえ点に見えます。太陽系が現れるのは10の14乗メートルから。衛星写真で都市が見えるのは10の5乗から。10のマイナス5乗では細胞が見え始め,マイナス8乗ではDNAが見えてきます。この旅はマイナス16乗の素粒子の世界まで続きます。
自らの体験や発見を通して子供や大人が学ぶ機会を持てることは素晴らしいこと。どんな景色も観る者によって感じる世界が異なり、優れた教師や、優れた芸術家は目の前にある当たり前の世界にすら新しい発見を見出しているのかもしれません。
全170ページ
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