山のABC 1（和書／日本語）

発刊：１９５９年

仕様：ハードカバー

内容：こちらのタイトルは詩人であった尾崎喜八(1892-1974)、小説家であった深田久彌(1903-1971)、哲学者であった串田孫一(1915-2005)、版画家であった畦地梅太郎(1902-1999)、山岳写真家であった内田耕作の５名が編集に携わり、彼らの山への愛を編集者それぞれの分野を統合した総合芸術で表現しきったものとして伝説的なタイトルとなります。

全３集のうち本書は第１集にあたるもので、山に関する魅力をAからアルファベット順にイラスト、エッセイ、詩、写真で表現された内容です。

本書のスリップケースに記されてある「この本は山の辞典ではありません。もっと楽しい美しい本です。詩人、画家、写真家の見事な協力と山への愛情が結晶してできた芸術品です。」という言葉に全て集約されているものがあると思いますが、このような表現手法や作品が現代人に示唆やインスピレーションを与えてくれるものが大いにあると思いラインナップをさせて頂きました。

実用的な本ではなく、人間が備える情緒や感覚面を呼び覚ましてくれるような不思議な力のある１冊かもしれません。自然に触れる前や後に触れていただくタイトルとしてももちろんお薦めですが、長らく自然には触れていないという都会生活を送る方にもお薦めです。

全１２０ページ／ボリューム中

往復発送方法：レターパック、クリックポスト

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