JOFEF ALBERS : TO OPEN EYES(洋書/英語)
発刊:2009年
仕様:ハードカバー
内容:画家でありドイツの伝説的な学校バウハウスの講師でもあったJosef Albers(ヨゼフ・アルバース/1888-1976)の革新的な研究を紹介する作品集です。
アルバースは1923年にウォルター・グロピウスに招かれてドイツのバウハウスで教鞭をとり、同校の標準的な授業カリキュラムを独自の革新的な手法ですぐに置き換えることに成功しました。
ナチスの台頭やバウハウス閉鎖後、アメリカに渡ってからのアルバースはノースカロライナ州のブラックマウンテン大学、コネチカット州ニューヘブンのイェール大学で1954年まで教壇に立っていました。
アルバースの教育への情熱は、自身の芸術的成長への献身に匹敵するものでした。
理論家としてのイメージが強いアルバースですが、本書で明らかにされているように、実は厳格なドグマには反対で、学生たちには多種多様なデザインの練習問題に対して生き生きとした独自の解答を導き出すよう勧めていたようです。
教室に入った初日、アルバースの生徒たちは、彼の目標は彼らの目を教育することであり、考え方や見方を教えることであると告げられていました。
彼は思想家、芸術家、教育者としてロバート・マンゴールド、ロバート・ラウシェンバーグ、ドナルド・ジャッドなど、何世代にもわたって定評あるアーティストたちに直接的、間接的に影響を与えたのです。
本書では20世紀美術史において最重要人物であったアルバースの魅力を研究するだけではなく、何が芸術を構成し、またどのように作られるかを追求されています。
全288ページ/ボリューム大
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