GIO PONTI : The Complete Work 1923-1978（洋書／英語）

発刊：１９９０年

仕様：ハードカバー

内容：２０世紀の最も影響力のある建築家・デザイナーの１人であったGio Ponti（ジオ・ポンティ／１８９１ー１９７９）は１９２１年に建築事務所を設立して以来、建築家、工業デザイナー、アーティスト、家具デザイナー、編集者、教師、作家など多方面で活躍しました。

イタリアの建築雑誌Domusを創刊（１９２８年〜）し編集長でもあったジオ・ポンティはスプーン１本、椅子１脚、タイル１枚から大聖堂まで世界のモダニストの日常生活に在るプロダクトデザインから建築、そしてメディアをアートとデザインによって刷新しました。

ジオ・ポンティは１００を超える建築物と数多くのプロダクトデザイン作品を残し、戦前ー戦後の建築に革命を起こし、新しい生活様式への展望を切り開いた人物で、ブラジル建築の近代化運動で活躍したリナ・ボ ・バルディも輩出した偉大な建築家です。

本書は１９２１年から１９７８年までのポンティの全キャリアを網羅し、機械生産から手工芸、建築から工業デザイン、家具から照明、雑誌の制作からガラス、陶器、金細工の分野への進出など、彼の仕事のさまざまな側面を紹介しています。

彼の作品は「ダル・クッキアイオ・アッラ・シッタ（スプーンから町まで」）というデザインアプローチを証明するものです。小さなスプーンから超高層ビルまで、ポンティは同じようにフラットに捉え、同じように革新的なデザインアプローチを応用していました。

５００点以上の作品を掲載し、個人住宅や、大学や大聖堂などの公共建築物のために建築、家具、デザインなど様々な分野で活躍してきたポンティの軌跡を辿ることができる１冊です。

全２８８ページ／ボリューム特大

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