HANS HANSEN : SACHFOTOGRAFIE（洋書／ドイツ語）

発刊：２００１年

仕様：ハードカバー

内容：ドイツの写真家Hans Hansen（ハンス・ハンセン／１９４０〜）の第一作目となった作品集です。

ハンス・ハンセンは、近現代ドイツに置いて最も重要な写真家の一人とみなされています。

ハンス・ハンセンは元々石版やグラフィックデザインを学んでいました。デュッセルドルフ美術アカデミーに入学した後も、授業に写真に関するカリキュラムになかったにも関わらず、若きハンス・ハンセンはタピオ・ウィルッカラやティモ・サルパネヴァのガラス作品など、モダンデザインや美術工芸品との出会いを通じ「作品の美しさの本質を撮る」悦びを発見し、２２歳のときに商業的な写真家、被写体写真家としてキャリアをスタートしました。

対象物の性格、性質に対応するように、彼は対象物は常にシンプルでミニマルな構図で切り取られます。彼は自分の手法を「グラフィックな手段による写真」と呼んだことがあります。 この方法こそが被写体が備える質と美的な主張をここまで官能的に捉える方法論でした。

彼の、被写体を見慣れた文脈から切り離す技術、まるで魔法にかけられたかのような美しい写真。また、作品を通してその本質を洞察する、彼のものの見方を体感することで観る者の多視座性にも刺激を与えてくれるはず。

２００ページ／ボリューム中

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