デザインの原点 ブラウン社における造形の思想をその背景 (和書/日本語)
発刊:1978年
仕様:ハードカバー
内容:近現代の家電デザインの礎を築いたドイツのブラウン1921年の創業時から1978年までの会社の歴史、経営理念、デザイン哲学に焦点を当てたアーカイブ作品集です。
ミニマルで機能的なデザインで、問題の本質を凝視し、かつ解決策を実践している思想が具現化されたプロダクトの数々はブラウンとここに携わっていたデザイナーたちの思想が実現したもので、ブランディングとデザインを統一させた方法論自体が革新的なものでした。
しかもそれらはすべて普遍的で時を感じさせないタイムレスなデザイン思想であったことは、現代でブランの名作から受ける感動が証明しています。
本書では、今や伝説的な造形学校ウルム造形大学でマックス・ビルから学んだ向井周太郎氏が産業とインダストリアルデザインの結びつきとともにブラウンの思想的背景に迫っており、読み物としても大著となります。
インダストリアルデザインのみならず、デザインやその周辺に携わっている様々な業界のデザイナーにも推奨する1冊です。
全354ページ/ボリューム大
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