建築の詩人 カルロ・スカルパ(和書/英語、日本語)
発刊:1997年
仕様:ハードカバー
内容:carlo Scarpa(カルロ・スカルパ/1906 - 1978)はベネチアと日本の文化、そしてモダニズムに影響を受け素材、そして風景と建築の関係を研究し続けたイタリアのデザイナー兼建築家でした。
彼はヴェニーニにおけるガラス作品のデザインからキャリアをスタートさせた後に建築、家具のデザインの道に進んだ類まれな芸術家でした。
スカルパは常に地域主義、職人技に関する知識と関心を抱きながら歴史に対する深い認識と、建築ディティールへの見事な配慮、設計を実現させる力は明らかに手工芸の美学と古代の普遍的な美学、その統合を反映していました。
建築で詩的な世界、あるいは詩それ自体を生んだスカルパの世界観に触れて頂ける1冊。本書を読んでカステルヴェッキオ美術館に行ってみたいな、カノーヴァ美術館にに行ってみたいな、よし行ってみよう、そんな行動が生まれた素敵だなと思います。
全261ページ/ボリューム大
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