獅子と狛犬展 図録（和書／日本語）

発刊：２０１４年

仕様：ソフトカバー

内容：本書は２０１４年にMIHO MUSEUMで開催された展覧会「獅子と狛犬」の貴重な図録です。

神社の入口に鎮座し、風景の一つに溶け込んでいる狛犬は神獣とされています。

狛犬の由来は西アジアやエジプト周辺からユーラシア大陸を横断してきた悠久の文化が発祥と言われいますが、元来日本に生息しない獅子がローマやエジプト、インドなどを悠久の時をかけて越え、日本に到来し、どのようにしてわれわれの風景に溶け込むほどになったのか、素晴らしい研究が展開されています。

本展では日本初公開となるロサンゼルス・カウンティ美術館所蔵の木造狛犬、春日大社、薬師寺所蔵の国宝、重要文化財、円空や木喰作の獅子・狛犬をはじめ、東北から中国地方まで、日本列島各地に残され今も祀られている獅子・狛犬を中心に１４２作品を一挙に紹介され世界から注目された素晴らしい展覧会の一旦に触れて頂きたい１冊です。

全３０４ページ／ボリューム大

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