herbert bayer : book of drawing（洋書／英語）

発刊：１９６１年

仕様：ソフトカバー、函付き、未綴じ

内容：ドイツの伝説的な芸術学校バウハウスで学び、卒業後は同校にて教員も務めたグラフィックデザイナー、ヘルベルト・バイヤーの抽象画とグラフィックの中間的ドローイング作品４２葉を収録した作品集。

ヘルベルト・バイヤーのファンというのは現代では相当少数派と思われます。よほどコアなグラフィックデザイン愛好家か、バウハウスに関心が強い人か、私は後者です。バウハウスという戦前にドイツにあった芸術学校の歴史に非常に関心が強く、そのため当時バウハウスで学んだ芸術家がどんな道（草分け、という日本語が良い響きですね）を築いていったのかという文脈を追いかけています。

マックス・ビル、ヨゼフ・アルバースなどに比べると現代での認知度は気持ち落ちる気がしますが、バウハウス直系の哲学や表現力の高さは彼らにも全く引けを取りません。

本書の４２葉１枚１枚はそのまま額装できる紙と印刷の水準が実現されており、自分の予想外のインスピレーションが生まれるようなアートそのものです。

全８ページ、４２葉／ボリューム小

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