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- 透明壁とその融解(自分と他者、外と内、過去と未来、自然と人工…)
芸術家のアトリエ - 美しき在宅ワーカー
別のトピックで触れた陶芸家の濱田庄司の生き方そのものであった「仕事が生活で、生活が仕事」という世界観。
業種によってはできたりできなかったりと様々ですが、コロナ禍で機運が加速した「在宅ワーク」という働き方も私たちの仕事の時間と趣味の時間と家庭の時間を融合させてくれる大きなヒントになるのではないでしょうか。
近代に生きた偉大な芸術家たちが作品を制作する場所は「アトリエ」と呼ばれる彼らの自宅の中にあったりまたは併設された作業場であり、情熱と執念を燃やす行動の場であり、思索の場でありました。
彼らの美しいアトリエは1つの作品を観るための美術館そのものにもなり、リアリティー溢れるインテリア集にもなり、また私たち現代人の思索の場を作るための参考書にもなるような素晴らしい教材にもなり得る思い、現在のコロナ禍でこのトピックを作ろうと思いました。
本トピックでは時代の淘汰に耐えてきた偉大な芸術家たちが日々過ごしたアトリエが掲載されている貴重な写真集をラインナップさせて頂きます。
純粋芸術としての写真鑑賞のためはもちろん、自宅を仕事の場にしている、またはこれから自宅を仕事の場にしていきたいと考えている方も是非お手にとってみてください。
2021.05.13 志摩